Wollemi Pine
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Jurassic Tree from Australia
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ウォレマイ・パイン・
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ご存知ですか?
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ウォレマイ・パインは 2005 年から 2006 年にかけて販売されます。 園芸学者や科学者たちがこの植物を研究し、繁殖させるのに十分な時間をとるために、この時期が設定されました。 これは、この稀少で絶滅の恐れのある木種の将来的な生存と保護を確保するためです。

2005 年と 2006 年にウォレマイ・パインが日本や世界で一般に販売されると、多くの要望が寄せられると思われますので、 購入希望者はウォレマイ・パイン保護クラブに購入の意志を登録することをお勧めします。

登録した方にはウォレマイ・パインの最新情報と研究結果をまとめた年 4 回のEメールニュースレター、ウォレマイ・ウォッチ、さらに発売日間近には購入方法の詳細情報が送られます。
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世界中のウォレマイ・パインのファンに年 4 回発行されるオンライン上のニュースレター、ウォレマイ・ウォッチ第 4 号をお届けします。

2004 年最初の号として、日本で行われる世界的規模の草花栽培の博覧会でウォレマイ・パインが展示されるという今年の大イベントを注目記事として取り上げます。 ボタニック・ガーデンズ・トラストの写真家ジェイミー・プラーザ氏の素晴らしい作品に焦点を当て、野生のウォレマイ・パインに関連した最新の写真を紹介します。 保護クラブ加入者からのご意見の特集、さらには、野生のウォレマイ・パインの生息地であるシドニーのブルー・マウンテンが世界遺産に登録された際の裏話などをご紹介します。

どうぞ第 4 号をお楽しみ下さい。 あなたのパソコンの背景を新しい素敵なウォレマイ・パインの写真に取り替えてみてはいかがでしょう。

パシフィック・フローラ

速報: パシフィック・フローラ (浜名湖花博) でウォレマイ・パイン展示

まもなく日本で行われる草花栽培の大博覧会で、ウォレマイ・パインが最大の呼び物となるでしょう。 この古代の木がオーストラリア以外の展示会に出展されるのは今回が初めてとなります。

パシフィック・フローラ (浜名湖花博) は 2004 年 4 月 8 日から 10 月 11 日にかけて、浜松 (東京の南へ車で 1 時間の都市) にある美しい浜名湖のほとり、面積 56 ヘクタールの敷地で開催されます。 500 万人以上の入場者を見込んでいます。 日本を始め、オーストラリア、アメリカ、イギリス、カナダ、中国、ドイツ、オランダ、韓国などから世界の参加者たちが展示を行います。

日本の人々がウォレマイ・パインの世界的な保護・栽培支援に参加できるようにするため、静岡国際園芸博覧会協会 (パシフィック・フローラ 2004 の主催団体) に対し、 ウォレマイ・パインが贈られました。 一本が室内展示の一部として使われ、もう一本が屋外の 「園芸庭園」 に展示される予定です。

パシフィック・フローラでのウォレマイ・パイン展示を記念して、3 月 23 日、会場敷地内で植樹式が行われました。 この植樹式はパシフィック・フローラ 2004 のテーマ 「花、緑、 水: 新たな暮らしの創造」 にふさわしい催しだと、主催者は考えました。 パシフィック・フローラの参加者、入場者に人間社会と自然界との関係をもう一度見直し、 より良い明るい未来を作っていこうと、このテーマは呼びかけています。

パシフィック・フローラでは 「花の美術館」 と呼ばれる画家モネの家と庭園の再現、「世界のビックリ植物」 の展示、花で作った高さ5メートルの富士山、 著名な日本人デザイナー山本寛斎氏の創作による高さ 13 メートルの円筒型立体庭園などの主要展示物が出展されます。

希少な古代植物に対する関心、日本文化における針葉樹の象徴的な特質などから考えて、日本人がウォレマイ・パインに強い興味を示すことが予想されます。 日本では 2006 年初頭に、小売専門店でウォレマイ・パインが入手できるでしょう。

ジェイミー・プラーザ氏

ジェイミー・プラーザ氏と裏話

ボタニック・ガーデンズ・トラストの上級写真家ジェイミー・プラーザ・ヴァン・ルーン氏は、自然のウォレマイ・パインを過去 10 年にわたって写真に収めてきました。 彼は 1994 年、まだウォレマイ・パインが正式に特定されていなかった頃、この木を撮影しました。 それ以降、年に 2 回、 野生の群生を訪れて科学上の目的のためにウォレマイ・パインを写真に記録しています。

研究者の要望に応じて、プラーザ氏はウォレマイ・パインの葉、枝、球果、樹皮などの物理的特徴の詳細を写真に捉えています。 彼の主要任務は、時間とともに成長していく球果を撮影することです。 これによって、研究者はウォレマイ・パインの生殖周期の概要をつかむことができ、 年を追って一本の木にオス・メスそれぞれの球果がどこにどの位できるのか確定することができます。

野生のウォレマイ・パインの生息地が人里離れたところにあることから考えると、ジェイミー・プラーザ氏の仕事は決して容易なものではありません。 生息地へはヘリコプターで行かなければならず、しかも近くに着陸地がないため、氏は最寄りの崖にウインチで下ろされました。そのあと、 必要な全ての撮影用機器を携帯して峡谷の上からロープで適当な岩棚に降りたのです。

「当初はウォレマイ・パインの生息地の撮影だけでなく、装置を使った種の採取を手伝わなければならなかったのです。 野生の群生地に行くことが許されたのはほんのわずかな者だけだったし、回数も非常に限られていたので、現地に到着すると全員が一丸となって働きました。」 と、プラーザ氏は語ります。

「ウォレマイ・パインを撮影できるのは日中のとても限られた時間内でした。というのも、木は幅の狭い陽のあたらない峡谷の中にあるからです。 理想的な撮影条件は、風がなく完全な静止状態でやや曇りがちの時なのですが、こんなことはいつも起こるわけではありません。」

「そういう条件が満たされるまで長い間待たなければならないのですが、仕事はとても楽しいし、 野生のウォレマイ・パインが生きているあの汚れのない手付かずの環境を見られるのは名誉だと思っています。 あの場所には人間が立ち入った形跡がほとんどありません。 あそこでハエさえも見たことがないのです。」

長年かけてプラーザ氏は、ウォレマイ・パインの充実したフォトライブラリを作りました。 彼の作品の多くはウォレマイ・パイン・フォトギャラリーで見ることができます。 彼は普通、マミヤやアルカ・スイスの中判カメラに 58 ミリから 450 ミリのレンズを装着して使います。 この装備はサイズが大きく取り付けに時間がかかるのですが、画像が大きいので画質チェックの際にあまり大きく引き伸ばす必要がないことが利点です。 35 ミリ版の写真には、ライカやニコンのカメラに 20 ミリから 200 ミリのレンズを装着して使用します。

プラーザ氏はチリで生まれ、1986 年にオーストラリアに移住しました。 氏は長年にわたり自然や環境に関心を持ち続け、 その理想的な表現手段を写真撮影に見出だしました。 シドニー博物館、オーストラリア国立博物館、ヒストリック・ハウジズ・トラスト、ACP 出版、 ニュー・ホランド出版などの機関向けの撮影任務を果たしました。 氏の作品はまた、 オースケープ・インターナショナル (オーストラリア・フォトライブラリ・アンド・エージェンシー) を通してオーストラリア、ヨーロッパ、アメリカで広く出版されています。

現在と未来の世代がウォレマイ・パインを楽しめるよう、その保存と保護に力を注いでいるジェイミー・プラーザ氏のような人々の話題を引き続きお届けします。

小さな切り枝の先端が成長している様子

ご存知ですか: 家庭やオフィスを無毒化するウォレマイ・パイン

室内の空気は屋外の 20 倍から 100 倍も汚染されているということをご存知でしたか?都会に住んでいる人たちは一日のうちの約 90 パーセントを室内で過ごすので、 室内の空気の質は重要な健康問題です。

ここで耳寄りの話があります。 オーストラリア、アメリカ両国で行われた最近の研究結果によると、室内の鉢植え植物は精巧な汚染物質吸収装置であることが明らかになりました。 特に、ウォレマイ・パインもその仲間の一つであるナンヨウスギ科 (シマナンヨウスギなど) の植物は、 室内環境を無毒化するのに最も効果的で能率的な植物の一種だとして人々に受け入れられてきました。

アメリカ航空宇宙局 (NASA) とアメリカ造園施工者協会 (ACLA) が発表した研究結果から、生きた植物は空気中の汚染物質を非常に効率的に吸収することがわかり、 生物学的な生命維持装置の一部として将来、宇宙ステーションに乗せられるということです。

ビル・ウォルヴァトン博士 (元 NASA 科学研究者) が中心となって行った研究では、室内の空気汚染は新築、あるいは、 改装済みの建物に共通して見られるといいます。 ペンキ、カーペット、家具などから出る化学物質が、たいていの場合、毒性のレベルを左右しています。 また、 効果的な冷暖房のために密閉状態にした建物でも、再循環した有毒のガスが喉の痛み、頭痛、頻度の風邪などの悪影響を引き起こします。

「植物は地球の肺です。 また、空気を湿らせ浄化します。 したがって、植物を利用すれば家庭やオフィスを健康的で、自己洗浄する生態系に変えることができるのです。」 と、 ウォルヴァトン博士は語ります。

ウォレマイ・パインは素晴らしい室内用植物であることが証明されつつありますが (光の少ない、冷暖房をした環境でも良く成長)、 現在では家庭やオフィスを美しく飾るだけでなく、健康のためにも良いこと明らかになってきています。

Adult trees in the wild

ウォレマイ・パイン保護クラブ: 加入者のご意見

世界中のウォレマイ・パインのファンがウォレマイ・パイン保護クラブに加入し、この木を購入する意志を登録しています。それらの人々から寄せられたコメントの一部を紹介します。

"ウォレマイ・パインに関する皆さんのお仕事は、地球の自然史を理解する上で大きな貢献をされています。 外からの影響を受けやすく、かつ、 私達全てが共有している自然環境。 これを保護することの重要性を皆さんのお仕事が気づかせてくれればと思います。"
ホーム・ガーデナー、スイス

"私達の生徒にこの特別な木を植えさせ、それが成長し育っていく姿を見せたいと思います。"
教師、オーストラリア

"この木は明らかに今まで見た中で最も美しい樹木の一つであり、植物学的に最も興味深い樹木の一つです。世界中の植物愛好者はこの木を育てるべきです。"
ホーム・ガーデナー、カリフォルニア州

"ウォレマイ・パインの発見は最も驚くべき発見の一つだと思う。 ウォレマイ・パインを我が家に置くことは、他の惑星からの訪問者を迎え入れるようなものだ。"
ホーム・ガーデナー、ドイツ

"新しい家の庭に植えてもらうよう、ウォレマイ・パインを姉と義理の弟に贈ります。"
ホーム・ガーデナー、オンタリオ州

"数年前に掲載されたロンドン・タイムズの最初の記事でウォレマイ・パインのことを知りました。 RHS 誌 「ザ・ガーデン」 の 2004 年 1 月号で、 ウォレマイ・パインが家庭用植物となるかもしれないと知って喜んでいます。"
ホーム・ガーデナー、アイダホ州

"地球の歴史はとても興味深いと思います。 ウォレマイ・パインのような植物を所有することは家の中でタイムワープが起きるようなものです。 とてもエキサイティング。"
ホーム・ガーデナー、ケベック州

"今、園芸学を勉強しており、おそらく来秋には植物学と土壌科学を教えることになるだろう。 ウォレマイ・パインの発見にとても興奮している。 ウォレマイ・パインと同じ 「化石」 植物、メタセコイアのすばらしい見本が私の家の近くにある。"
教師、ノース・カロライナ州

"世界中の人々が協力してウォレマイ・パインを保護するために、これはとてもよい方法だ。"
ホーム・ガーデナー、マルタ島

"ウォレマイ・パインの話は小説より奇である。 オックスフォード州にある我が家の隣の 3 エーカーの土地に、ウォレマイ・パインを数本植えてこの木の生存に役立ちたい。"
ホーム・ガーデナー、オックスフォード州

質問回答集を見る

ウォレマイ・パイン保護クラブに加入 すると、2005 年から 2006 年のウォレマイ・パイン発売時に、ご自身の購入意志が登録されます。

ブルー・マウンテン

ファクト・ファイル: ブルー・マウンテンの世界遺産登録の背後にあるウォレマイ・パイン

グレーター・ブルー・マウンテン地域におけるウォレマイ・パインの驚くべき発見は、 2000 年 12 月に開かれた世界遺産委員会第 24 回会合でこの地域が世界遺産に登録された際の主な要因となりました。 2 億年前にさかのぼるウォレマイ・パインという遺物の歴史、その進化の成功、絶滅危惧種としての現状。 これらの全てが、グレーター・ブルー・マウンテン地域のウォレマイ・パイン生息地が世界でもトップクラスの自然環境として認識・保護されなければならない、 という主張を強固なものにしてきました。

グレーター・ブルー・マウンテン地域は、ニューサウスウェールズ州シドニーの中心部から 60~180 キロ内陸に入った、砂岩の高原、急斜面、 そして峡谷のある森林に囲まれた 103 万ヘクタールの場所です。 この地域には広大な原生自然が含まれ、その面積はベルギーの約 3 分の 1、 ブルネイの 2 倍に相当します。 この地域はブルー・マウンテン、ウォレマイ (ウォレマイ・パインの発見場所)、イェンゴ、ナッタイ、カナングラ・ボイド、ガーデンズ・オブ・ストーン、 サルミア湖の 7 つの国立公園から成り立っています。

ブルー・マウンテン国立公園の一大特色は、大気に青い色を反射させると言われる、オイルを出すユーカリの木が密生していることです。また、息をのむような景観、険しい台地、 切り立った岩壁、人を寄せ付けない深い谷、そして生命が満ち溢れる湿地帯を擁する場所でもあります。 この地域に生息するユニークな動植物は、 オーストラリアの古代からの歴史、生物の多様性、そして、この険しくも美しい地形を象徴しています。

グレーター・ブルー・マウンテン地域は、国際的に意義のある動植物種が古代から生息している場所として知られています。 ウォレマイ・パインはその中でも最も有名なもので、恐竜時代にさかのぼる 「生きた化石」 と考えられています。 また、 400 種以上の動物の生息地でもあり、オオフクロネコ、コアラ、オオフクロモモンガなど、その多くは保護の必要がある希少動物、または、絶滅の恐れのある動物です。

グレーター・ブルー・マウンテン地域は、以前には世界遺産のリストに含まれていなかった世界的な生物学的多様性の主要部分を擁しています。 事実、オーストラリアのみならず世界的に見ても、この地域は温帯林の自然環境としては分類学上どのレベルにおいても最大の生物学的多様性を誇っています。 この地域には、オーストラリアの全維管束植物の約 10 パーセントが生息し、その生物学的多様性は世界的規模から見ても際立ったものです。

グレーター・ブルー・マウンテン地域についての詳細はウェッブサイト www.bluemountainstourism.org.au をご覧下さい

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写真: ジェイミー・プラーザ氏(ボタニック・ガーデンズ・トラスト)とブルー・マウンテンズ・ツーリズム
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